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論文発表

New Porous Carbon Materials as Gas Diffusion Layer for Polymer Electrolyte Fuel Cells
T. OKADA, M. KYOTANI, T. YAMAMOTO, N. TERADA, and S. YOSHIDA
Electrochemistry, 88(5), 423–428 (2020), https://doi.org/10.5796/electrochemistry.20-64057

New Porous Carbon Materials ...

2021年05月12日

学会発表 2020.3

2020年3月17日 電気化学会第87大会(名古屋)

1.2核有機金属を用いた燃料電池用低白金量酸素極錯体の耐久性評価

2.ホットプレス一体型燃料電池試験装置の性能評価

2021年05月12日

学会発表 2019.3

2019年3月13日 電気化学会第86大会(京都)

1.2核有機金属錯体を用いた燃料電池用低白金量酸素極触媒

2.燃料電池試験単セル小型化の試み

2019年03月13日
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「燃料電池材料の歴史と現状」総説を発表しました

 

TFCLのつぶやき

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昨今の地球規模環境変化その他政治情勢悪化による世界的な経済情勢変化は、諸物価の高騰など私たちの日常生活のみならず、企業活動及び経営にも大きな影響を及ぼしています。

 

特に原材料の確保、サプライチェーン、物流の停滞などの問題は、製品価格の高騰、納期の大幅な遅延など、製造業にとっても困難な状況をもたらしており、また製品のユーザー側から見ても好ましくない状況と言わざるを得ません。まさに「世界が壊れていく」という危惧すら感じています。

中世の西欧における3大苦は、1.飢饉、2.疫病、3.戦争でした。現代はまさに同じような3大苦にみまわれています。即ち、1.気候変動、2.コロナパンデミック、そして3.地域紛争、です。今世紀の初めに誓った、「紛争のない平和な世界」は幻だったのでしょうか?

In the medieval era, it was said: "To name a FEW, people asked God for help." (F= Famine, E= Epidemic, W= War),

Today, it is said: "Being unable to overcome CCC, nations ask for weapons to win territory." (C= Climate change, C= Corona virus pandemic, C= Conflict).

大規模災害、食糧問題、難民問題など、まさに世界が壊れようとしているときにです。世界は中世に戻りつつあるのでしょうか?

本来は戦争などしている状況ではなく、これらの問題に世界が結束して取り組んでいかなければならなかったはずです。

「花はどこへ行った」という歌の終わりは、「彼らはいつになったら分かるのだろうか?」と結ばれています。結局、いつまでたっても分からないということが分かったのではないでしょうか?

日本国憲法の第9条には、「・・・武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する・・・」とあります。我が国こそが戦争を止めるための仲裁役をすべきではなかったのではないでしょうか?現在の「世界の大不幸」を終わらせるために。

 

TFCLのつぶやき その2

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国の領土とは? 今、世界の英知を集めて「領土とは」についての議論をする必要があるのではないでしょうか。実現可能なのは、国連が世界の著名な哲学者、歴史学者、社会学者による「賢人会議」を招集し(政治家は入れない)、「領土」の定義を定めることです。

古今東西、権力者は国の領土を拡張することに心血を注いできました。また国民も、どのようないきさつであれ、自国の領土が増えることを歓迎し、権力者を称えてきました。しかし拡張した領土をどのように統治するかで失敗し、崩壊した古代帝国もありました。それほど統治は難しいのです。このことに気づかないままで戦争を繰り返した19世紀、20世紀の統治者は、単に「領土亡者」と呼ばれるだけで、犠牲の方が大きかったことの責任を取ることはなかったと指摘せざるを得ません。

「領土」とは「家族(家庭)」のようなものではないでしょうか?即ち、そこに住む人たちを守り、幸福にすることを保障できない限り、領土は崩壊してしまいます。その見通しを誤ると、拡張したはずの領土を無にすることになります。そのことを権力者は自覚しているのでしょうか?

一つの方法として、紛争状態になってしまった領域は国連がいったん信託統治し、一定期間(例えば5年)を経たのち、住民投票によって帰属を決める、ということではどうでしょうか?そのような平和的手段を考え出さなければ、世界から戦争はなくなりません。21世紀の世界は、「領土亡者」に活躍してもらう世界ではないことを、自覚しましょう。

戦争は起こってしまったら、後戻りできなくなることを我々は学びました。「正義のために反撃する」ことは、最終的には第3次世界大戦に行きつくことを意味します。戦争を起こさない知恵(外交)を獲得できるのか...?21世紀に人類が生き残れるため、賢人会議において領土の定義について結論が得られるならば、我々は生き残ることができます。

 

 

TFCLのつぶやき その3

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最近、[ブータン 山の教室]という映画を見ました。初めのうちはやる気のなかった新前教師が、ルナナ村という"世界一のへき地"に赴任させられ、着任早々「帰りたい」と言い出す始末だったのが、子供たちの輝く瞳に接するうちに、次第に教師としての思いやりと自覚を取り戻し、村が雪に閉ざされる時期になり帰任する頃には、子供たちや村の人々に惜しまれながら村を離れて行く、というストーリーです。

その中で、村長さんの言葉「教師は未来を見ることができる」というのが出てきました。新前教師は「教師の研修では教わらなかった言葉」と言っていました。いろいろな受け取り方がある言葉で、文字通り「教師は学問に向き合う中で、広く世界のことや時代の流れを理解することができる」、あるいは「子供たちの成長を見ながら将来のことを考えている」と解釈することができると思います。

一方、私たちは科学技術研究に取り組む職業として、「研究者は未来に向かって道を切り開く」と解釈できないでしょうか?今日の様々な困難も、人類が成長の過程で生み出した負の副産物に対する自然の逆襲ととらえることができます。

時間の矢は未来に向かって進んでいる以上、戻すことはできません。人類の未来がどうなるかは誰も分かりませんが、時間の矢が上向きに進んでゆくように軌道修正することも、人類の英知次第でできることです。科学技術は人類の破滅ではなく、生き残りのためにあるという自覚を我々は持つ必要があります。

食料不足の問題も大気汚染も水質汚濁も、人類は克服してきました。戦争も、人類に与えられた理性という武器によって、克服できるはずです。Nobelの訴えた、「人類の平和と福祉のための科学」、そのための科学技術研究を我々は目指そうではありませんか。

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